htmlタグ -全体を囲むルート要素|HTML辞典
<html>タグとは?
<html>タグは、HTML文書全体を囲むルート要素です。
すべてのHTML要素は、このタグの中に含まれます。
ブラウザは<html>タグを基準にして、ページの構造を解釈・レンダリングします。
基本情報
コンテンツモデル
ルート要素(Root Element)
HTML文書の最上位にあり、すべてのコンテンツを包含する唯一の要素 です。
閉じタグの有無
<html>は開始タグ(<html>)と閉じタグ(</html>)の両方が必要です。
閉じタグがない場合、HTMLの構造が崩れる可能性があります。
基本的な記述方法
<html>タグは、HTML文書の最初と最後を囲む形で記述されます。
以下は、HTMLの基本的な構造の例 です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>サンプルページ</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、世界!</h1>
</body>
</html>
ポイント:
<!DOCTYPE html>- HTML5の宣言。ブラウザにHTML5であることを伝えるために必要。
lang="ja"- 言語を指定する属性(
jaは日本語、enは英語)。SEOやアクセシビリティ向上に重要。
- 言語を指定する属性(
<head>&<body>
使用上の注意点
✅ <!DOCTYPE html> を必ず指定する
<!DOCTYPE html>を指定しないと、ブラウザが「クォークスモード(互換モード)」でレンダリングする可能性があり、意図しない表示になることがあります。
✅ lang 属性を適切に設定する
- 言語を適切に設定することで、検索エンジンやスクリーンリーダーが正しくコンテンツを理解できます。
✅ ルート要素のため、他の要素の中に入れない
関連タグ
<!DOCTYPE>– HTMLのバージョンを宣言<head>– メタ情報を含むセクション<body>– ページのメインコンテンツを含むセクション<meta>– 文字エンコーディングやページ情報を指定
まとめ
<html>タグは、HTML文書全体を定義する最も基本的なタグ です。
ブラウザが正しくページを表示するためには、適切に記述する必要があります。
特に、<!DOCTYPE html> の指定と lang 属性の設定を忘れないことが重要 です。
